「完全な円」と「不完全な円」
どちらが気になりますか?
ほとんどの人は「不完全な円」がきになるそうです。
どうして欠けてるの?どうして足りないの?と。
そして一番気になってくるのはその欠けている箇所。
これは人間関係でも同じことが言えるそうです。
出合ったばかりのころは、心理的な距離を保って相手を見ているので、全体を見ることができ、自分から見た相手の良いところがよく見えるそうです。そして感謝の気持ちを持ち、それを伝えようとしますから、良い人間関係が保てますね。
でも、だんだん距離が近づき、相手に対しての甘えが出てくると、自分から見て相手の不満足なところが気になってきます。
つまり、相手の良いところは「あってあたりまえ」で、意識からはずれてしまいます。不満足なところにばかり意識が集中して、責めたり不満をぶつけたりしてしまいます。
「あなたのここが足りない」
「あたなのここが不満」
「あなたのここが許せない」
相手の欠けた部分を指摘してどうなるのでしょう?
非難して何か生まれるのでしょうか?
相手の良いところを見たら、その欠けた部分はそれほど重要ではないはずなのに。
相手は自分の鏡のような存在。
自分が接したようにしか相手は返してきません。
自分を振り返ってみることも必要ですね。
「あってあたりまえ」「してくれて当然」と、相手の良いところを見ようとしなければ、相手だって自分の言い分を理解してくれるはずがありませんよね。もっと感謝の気持ちを伝えなければ…
「ありがとう」と伝えなければ。
「不完全な円」だって、いいじゃないですか~笑
欠けた部分は自分が補えばいい。それでお互いがハッピーなら。
相手は私の理想をかなえるために生きているのではありません。
そして私も。彼の理想になるために生まれてきたわけではありません。
相手が変わることを期待してストレスを抱えることは無意味です。
受け入れること。許すこと。
それが出来る女になりたいと思います。