ただいま~♪
東京は良い天気ですが、空気が少し冷たいです。
温かい紅茶でも飲んで温まります。
今回のフライト中、とても素敵なご夫婦に出会うことができたので、そのお話をしたいと思います。(私の言葉でうまくお伝えできるかどうかわかりませんが…)
素敵なおじいちゃん&おばあちゃんという感じのご夫婦で手をつないでご搭乗されました。そのお姿がとても印象的で…お席までご案内しました。
少しだけお話できる機会がありました。
奥様はお歳のせいで脚が弱くなり、旦那様は糖尿病から視力が低下されたそうです。だから外出するときは、いつも手をつなぎ一緒に歩いていらっしゃるのだとか。
若くて健康だったころはケンカばかりだったそうです。
健康であることがあたりまえで、夫として妻としての役割を果たすことだけで精一杯。二人の時間を大切にすることがなかったとおっしゃいました。
歩くことができる人間に、歩いて自由に動きまわることができる幸せを感じることができません。
目が見える人間は、あたりまえのように目に入ってくる光景が素晴しいことに気がつきません。
歩くことが不自由になって初めて、遠くへ行きたいと思われたそうです。目が見えずらくなって初めて、きれいな景色を見ておきたいと思われたそうです。
お互いに体が不自由になって初めて、お互いを支えあい、共に生きていこうと思われたそうです。
私は自分が恥ずかしくなりました。
目が覚める思いでした。
とても大切なことを忘れていました。
見えていなかったんですね。
素敵な旅になりますように…♪
心からお祈り申し上げます。