買い物ついでに散歩をしてきました。
ちょっと大きな公園があるのですが、幼稚園帰りと思われるママさんたちが集まって話し込んでいました。
子供たちは勝手に遊んでいる状態。
その中の一人の女の子が「ママ~ママ~」と呼んでいました。
気がつかないのか無視しているのか…
「ママ~ママ~」と女の子はずっと呼び続けていました。
するとお母さんと思われる人が女の子の方に歩いていき、頭をバシッと平手打ち。
「ママ、ママってうるさい!!ママって呼ぶな!!」と。
悲しそうな女の子の顔を直視できませんでした。
私自身が女の子になってしまったような感覚が残りました。
悲しくて淋しくて涙が出てきてしまい、家に帰っても暗い気持ちになってしまいました。
どうしてママと呼んではいけないのでしょう。
大切な話をしていたのかもしれません。お母さんにとっては貴重な息抜きの時間だったのかもしれません。でも、ひとことでいいから「はい」と返事をして「なに?」と聞いて欲しいです。
どうして私がこんなに悲しい気持ちになってしまうのでしょう。
女の子の感情が私に乗り移ってしまうような感覚でした。
悲しいです。さみしいです。
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自分の家庭の外で人々にほほえむことは
たやすいことです。
あまりよく知らない人をお世話することは、
実はとても易しいことなのです。
あなたの家の中で毎日会っている家族を、
思いやりをもって、優しく、ほほえみを忘れずに
愛し続けることはとても難しいことです。
特に疲れていたり、イライラしていたり、
機嫌が悪かったりする時はなおさらです。
だれにでもそんな時があります。
そんな時こそ、苦しむ姿のうちに救い主が
私たちのところに来ておられるのです。
(マザー・テレサ)
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女の子のことが頭から離れず、涙が止まらなくなりました。
今夜は眠りにつく前に、ママと一緒に幸せな時間を過ごせていますように…ママの愛に包まれていますように。